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活動報告

ユースネットワークセミナー

2022/12/02   ユースネットワーク

11月9日㈬、中央ユースネットワークセミナーを開催。本セミナーはユースの活動の柱である「反戦平和・核廃絶」の取り組みの一環として、結成50周年を迎える全印刷局退職者の会より戦争体験者を招き、体験談を聴くことで平和についてあらためて考えることを目的に開催されました。各支部から2人のユース組合員が参加しました。
冒頭、上村中央ユース議長は「戦後77年が経過し、戦争を体験した人が年々減少していくなかで、ニュース映像や資料では知りえない生の話を聴く貴重な経験を活かし平和について考えていただきたい。そして、戦争を経験したことのない世代として、自分自身や自分たちの子供、孫が将来に渡り戦争に行くことのないよう、後世に語り継いでいくことが重要です。本セミナーを通して、平和な世界の実現に向けたユース活動に取り組めるよう、知識を深めていただきたい」と述べました。
その後、退職者の会との座談会は、片倉会長の進行により進められ、内田顧問より悲惨な戦争を生き抜いた貴重な体験談を語っていただきました。その後、セミナー参加者による質疑・意見交換がおこなわれました。
続いて、細田中執より各支部ユース議長及び幹事を対象に実施された「平和に関する意識調査」の年代別の集計結果について報告がおこなわれました。そのなかの一つとして、核兵器使用の可能性について各年代で7割を超える回答が示され、ロシアのウクライナへの軍事侵攻や北朝鮮の弾道ミサイル発射実験等による、戦争や核兵器使用への危機感の表れなど、関心度の高さが示された結果となりました。
最後に、上村中央ユース議長は「これからも『反戦平和・核廃絶』などの平和と民主主義を守る運動を現退一致の運動として積極的に取り組みましょう」と強調しセミナーは終了しました。
【参加者の意見・感想(抜粋)】
・戦争経験者の実体験を直接聞くことで、意識が変わった。
・語り部を招いた学習会や資料館など過去については学習できるが、そこから得たものを反戦平和・核廃絶の活動にどのように結び付けていくかを考えていきたい。
・今後は、若い組合員にも受け入れやすく、興味を持ってもらえるよう取り組んでいきたい。
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