全印刷局退職者の会は、全印刷局労働組合をはじめ多くの皆様の手助けをいただき、1972年(昭和47年)9月に525名の会員をもって結成されました。
結成当時は、果たして何年もつものかと見られていましたが、各支部を中心に活動を積み重ね、次第に運動体としての体裁を整え、活動を展開してきました。
そして、2022年には結成50周年を迎えることができ、活動を続けていますが、現在では、各支部とも共通して会員の減少に歯止めがかからず、先行きの展望が見いだせない状況にあります。
退職者の会の会員は、一時は2500名を超えていましたが、その後減少傾向となり、現在は600名をわずかに超える規模となっています。
私は、こうした状況を打開していくためには、各支部退職者の会は、これまで以上に全印刷本部と各支部のご協力をいただき、会員同士の親睦・交流と創意ある活動を地道に進めていかなければと考えています。
今、かつての団塊の世代が、後期高齢者の世代となり、ますます高齢化が進んでいます。高齢・退職者が抱える様々な課題について、私たちが加盟する日本退職者連合の活動に多くの仲間の皆さんと参加していくこととします。
私たち退職者の会は、これからも全印刷本部の指導とお力添え、そして各支部のご協力をいただき「現退一致」で活動を続けていきたいと思います。
どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
2025年2月
全印刷局退職者の会会長