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退職者の会 会長挨拶

新型コロナウイルス感染症の猛威は未だ衰えを知らず、日本においても経済社会や市民生活における生活様式に至る全ての面において多大な影響を及ぼしています。そうしたなかにあって私たち全印刷局退職者の会は、全印刷局労働組合の仲間のみなさんとともに、組織を維持していくために現在活動を続けています。

全印刷局退職者の会は、2年後の2022年には結成50周年を迎えます。結成当時は、果たして何年もつものかと見られ、多くの方々がいろいろと手助けし、まさに現職のみなさんの運動として退職者の会の運動を見てこられました。その当時は印刷局を退職するとすぐに退職者の会に加入し局全体で2,800人もの会員を擁する組織にまで発展しました。その後、現役世代における組合員の減少や、また退職者を巡る制度の変更などもあって現在では全体で800人のラインが維持できるかどうか、という組織の実態に置かれています。

しかし、“会”の役員を仰せつかっている私としては、何とかこの組織を守り、後継者にバトンを渡していくべく、努力しているところです。今、日本における高齢・退職者の組織としては「日本退職者連合」があり、私どもの全印刷局退職者の会も加盟しています。高齢者をめぐる状況が年々厳しさを増すなか、私たちは全印刷局労働組合のみなさんのお力添えを得ながら、日々情熱を傾けて会の活動を続けていきたいと思っています。どうか皆さまのご支援をよろしくお願いしたいと思います。

2020年10月 全印刷局退職者の会会長

片倉 利夫

退職者の会