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退職者の会 活動報告

退職者の会 新年ご挨拶

2019/01/04

新年あけましておめでとうございます。世間的に申し上げれば平成最後の新年ということになります。本年が退職者の会の皆様にとって、そして全印刷の組合員の皆様にとってよき年となりますことを心より願うものであります。

退職者の会は昨年10月に第39回総会を開催し、そして各支部総会において会員の拡大強化の取り組みに引き続き全力を挙げて取り組むことを確認し合いました。今退職者が抱えている課題は一人の退職者だけの問題ではなく退職者の皆さん全体の問題になっており、この問題を退職者にとって有利な状況に改善していくためには一人でも多くの退職者が声を上げなければならないと思います。そして行動に立ち上がらなければならないということを皆さんに知っていただきたいからにほかなりません。今日本は少子・超高齢化社会に突入していることによって年金・医療・介護といった社会保障関連費が増大してくることは明らかです。日本の国家予算は年間100兆円でそのうち30%強の額を社会保障関連費が占めておりますが今後さらに増大することが見込まれる中で政府はこの社会保障関連予算を抑制しようとして年金の削減や、医療、介護にかかわる予算について高齢者からの負担増を強いる政策をとってくることが予測されます。今残念ながら安倍一強というやりたい放題の安倍政治に対して私たちは声を挙げ続けなければなりません。そして自らの命と暮らしを改善していくためには一人でも多くの退職者の方々の力を結集して行動することです。退職者の皆さんが退職される60歳以降まさにそこからが人生の本番なわけです。超高齢化社会といわれるこの時代を生き抜いていくためにはがそれぞれ孤独の道を歩むのではなくまずは再任用の段階においては登録会員として退職者の会にご登録いただき、そして再任用が終了した段階から正規の退職者の会会員としてこれからの人生を共に歩んでいく道をぜひ選択していただきたい。このことをこの機会にお願い申し上げたいと思います。今年は12年に一度、統一地方選と参議院議員選挙が同時に行われる年です。私たちは自らの命と暮らしを守るために貴重な一票を責任もって行使して行く事が大事です。私たちは全印刷局労働組合としっかりと連携して全印刷労組の推薦する候補の必勝をめざして取り組んでいく事がいま求められていると思います。終わりにあたり会員の皆様、そしてご家族の皆様の一層のご繁栄をご祈念申し上げ年頭のご挨拶とさせていただきます。


 

退職者の会会長 片倉 利夫

退職者の会